活動報告

令和3年度定例総会を開催しました

2021年12月28日 お知らせ

 令和3年12月20日(月)、福岡市内で「九州の自立を考える会 令和3年度定例総会」を開催しました。
 総会に参加された約150名の会員の皆様は、議案や基調講演の内容に、熱心に耳を傾けていました。

 開会にあたり、 原口 剣生 副会長が、「今年を振り返ると、新型コロナウイルスが依然として我々の生活に影響を与えている。また、オミクロン株という新たな変異株の感染拡大も危惧されており、今後も警戒を緩めることなく、適切な対策を講じていかなければならないと思っている。
 一方、明るい話題としては、東京2020オリンピック・パラリンピックが開催され、本県そして九州ゆかりの選手が活躍してくれた。また10月には、北九州市において有観客で「世界体操・新体操選手権」が開催された。
 九州の自立を考える会では、トップアスリートの養成、国際的スポーツ大会の誘致等を提言しているが、その1つ1つが実現している。
 また、スポーツだけではなく、エネルギーや観光等についても提言を行い、九州の成長発展を目指している。九州が日本を率先して牽引していく、これが、藏内 勇夫 会長の思いだと私は考えている。
 今後も、藏内 勇夫 会長を中心に、様々な課題に一丸となって対応し、提言の実現に向けて進めていきたい。本日ご臨席の皆様方には、ご理解ご指導のほど、切にお願いする」とご挨拶されました。

【開会挨拶を行う 原口 剣生 副会長】

 次に第一部 議案審議に入り、以下の議案がいずれも原案のとおり承認されました。

 第1号議案「令和2年度事業報告及び決算について」
 第2号議案「令和3年度事業計画(案)及び予算(案)について」
 第3号議案「役員の選任について」

【議長役を務める 藏内 勇夫 会長】

 第1号議案に関して、岩元 一儀 監事から監査報告がありました。

【監査報告を行う 岩元 一儀 監事】

【司会を行う 松尾 統章 理事兼会計責任者】

 次に第二部の基調講演に移り、始めに主催者として藏内 勇夫 会長が「COVID-19が終息にむかったかと思ったが、オミクロンという新しい変異株が世界に蔓延しつつある。我々は感染症との闘いに負けるわけにはいかない。これは単に感染症に罹患しないということだけではない。経済を回し、我々の生活を守っていくことによって、初めてこの感染症に勝つことができる。今、知事と我々が推進しているワンヘルスという概念を実践することで、この難局を乗り切っていかなければならないと思っている。
 自立の会の活動も、日田彦山線及び沿線地域の復興、ワンヘルスの推進、有明海沿岸道路の整備促進、そして新たなワンヘルス条例を議会に要望し、それが制定をされ、服部知事が誕生し、これを大きく前進して頂いている。
 本日は、服部知事に、福岡県の未来を開く3つの扉について講演をいただく。私は、福岡県は服部知事が誕生されたことによって、もう扉は開いているという認識である。本日はその中身について十分話を聴かせていただく。
 最後に、九州の自立を考える会が来年も大きな役割を担い、県民のため、地域のため、国のために、その役割を果たすことが出来ますように、皆様方のご協力とご活躍を心から祈念する」とご挨拶されました。

【会長挨拶を行う 藏内 勇夫 会長】

 その後、服部 誠太郎 福岡県知事に、「福岡県の未来への扉を開く~3つの挑戦~」と題し、基調講演を行っていただきました。講演において、服部知事は、3つの具体的な挑戦(次世代を担う「人材」の育成、世界から選ばれる福岡県、ワンヘルスの推進)に加え、新県立美術館の整備推進、日田彦山線沿線地域の地域振興についてお話いただきました。また、講演の最後に、「九州、そして福岡県の発展のためには、九州の自立を考える会の皆様のお力添えが必要である。私どもの取組に対し、何卒ご理解とご支援のほどをよろしくお願いしたい」と述べられました。

【基調講演を行う服部 誠太郎 福岡県知事】

 閉会にあたり、井上 忠敏 理事が「藏内 勇夫 会長の構想力、それを実践する服部 誠太郎 知事、間違いなく福岡県、そして九州は伸びてくると思っている。
 本日は、皆様方のご協力により無事総会を終えることができた。全議案認めていただき、これを基に今年度もスタートするが、当会の事業や思いを共有する仲間を増やすことが大事だと思っている。皆様には、御一人でも多くの会員をお誘いいただくようご協力をお願いする」とご挨拶され、盛会のうちに総会は終了しました。

【閉会の挨拶を行う 井上 忠敏 理事】

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