活動報告

平成29年定例総会を開催しました

2017年03月02日 お知らせ

 平成29年3月2日、福岡市内で、「九州の自立を考える会平成29年定例総会」を開催しました。

 開会にあたり、藏内 勇夫 会長が会員への謝辞に続けて、「福岡県でも2月議会が始まり、我々が提案したいろいろな政策に予算がつけられているが、これを一過性のものとして終わらせるのではなく、しっかりと成果を実現させ、検証をする。さらに発展をさせ、また新たな提言を重ねていく。これが本当の地方分権の推進となり、我々の福岡、そして九州づくりに結びつくのではないかと考えている。」と挨拶しました。

次に議事に入り、以下の議案が審議されました。
第1号議案「平成28年事業報告及び決算について」 
第2号議案「平成29年事業計画及び予算について」
第3号議案「次期役員の選任について」
これらの議案は、いずれも原案のとおり承認されました。また、第3号議案については、藏内 勇夫 会長並びに 原口 剣生 副会長及び吉村 敏男 副会長が再選されました。

司会進行を行う 松尾 統章 理事兼会計責任者

 終わりに、吉村 敏男 副会長が、「11年前、平成の大合併の際に、合併した町村はストロー現象等により、中心市街地が消え、薄くなっている。この現状を見ると、合併は単に大きな自治体をつくるということだけにとどまり、財源や権限の移譲につながっていないということである。全国町村会がそういうところを心配して道州制に反対だと言われることに、一定の理解はできるが、今後も国の権限、財源を地方に移すことが広域行政あるいは道州制の基本だと思う。我々は2年半前に提言を行った。この提言を実現していくことが広域行政を展望していく、いわば種を残していくことになる。お互いにそういう共通の認識を持ちながら、今後も自立の会として頑張ってまいりたい。」と挨拶しました。

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